住宅・建築
瑕疵担保責任・契約不適合責任

内装仕上げ

図面の打ち合わせでは丁寧な説明を心掛けましょう

 住宅の建築が終わり、お客様やご親族の立ち会いのもとでの引渡しが済んだ後でクレームがくるようになったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
 細かな1つ1つのクレームに対しては、まずは民事上の責任があるかを確認しましょう。図面と異なる施工があると契約不適合となってしまいます。なぜ打ち合わせの段階で提案がないのかといったクレームは、説明義務が論点になりますので注意が必要です。建築士法では説明義務が定められており、建築士に高度な説明義務が生じる場合もあります。
 図面の打ち合わせの際には、お客様の要望を聞くだけでなく、丁寧な説明を心掛けていただくことが大切です。