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名誉毀損・ネット上の誹謗中傷対策・対応

名誉毀損に基づく損害賠償請求事件

本件は、住宅会社についての批評を行っている書籍において、住宅会社を誹謗中傷するような見出しとともに、住宅会社の施工について事実と異なる内容が記載されたことから、住宅会社が、会社の信用が毀損され、売上高が減少したとして、同書籍の出版社及び著者(一級建築士)を被告として、同書籍の出版等の差し止め、謝罪文の掲載、営業損害・無形損害等の賠償を求めた事案である。
審理の結果、住宅会社側の主張が認められ、以下の内容での和解が成立した。
① 出版社及び著者の謝罪文言
② 本件書籍の出荷停止、在庫の廃棄処分、再販の禁止
③ 市場に存在する本件書籍の回収義務(努力義務)

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