設計
設計契約

設計図書の記載内容に関する法的責任

設計とは何か?

 設計という言葉には明確な定義がないため、建築主が気に入らないことは何でも設計ミスと言われてしまうリスクが潜んでいます。
 そこで、建築士法上の意味と民事責任としての設計責任をふまえ、当事務所では、インプットとして、設計者や住宅営業マンが要望と各種の制約を的確に把握すること、及び、アウトプットとして、一つの解である建物を具体化し、設計図書に表現することが設計の内実であると考えています。
 したがって、建築主の意向を反映せずに図面を作成したり、設計図書に建築主の要望が反映されていない場合には、設計業務義務違反として評価されるだろうと思っています。