当事務所で実際に対応した、説明義務違反が問題となった裁判例を紹介します。
　新築戸建て住宅の給水配管に関して、請負契約締結前に、施工者側は「サヤ管ヘッダー方式」による施工を紹介したパンフレットを渡していましたが、契約締結時の見積書、仕様書には明記されておらず、設置図には記載が無い状況でした。
　工事中にも施工者と施主との間でやり取りはありませんでしたが、仕様が異なるとしてクレームが入った事案です。